風間杜夫

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風間杜夫(かざま もりお)は、日本の俳優として、幅広いジャンルで活躍し続けている人物です。彼の俳優人生は、子役時代から始まり、数々のドラマ、映画、舞台で印象深い演技を披露してきました。今回は、風間杜夫の歩みをたどりながら、その魅力に迫りたいと思います。

子役時代からのスタート

風間杜夫は、1949年4月26日に東京都世田谷区三軒茶屋で生まれました。幼少期から演技に興味を持ち、1957年に8歳で児童劇団『東童』に入団。翌年には、東映児童演劇研修所の一期生として活動を始めます。子役として早くから頭角を現し、数々の映画に出演。彼は当時、少年雑誌の表紙を飾るほどの人気を誇り、学校に通う暇もないほど多忙な日々を送っていました。

しかし、風間はその後、子役としての活動を一旦退き、14歳で劇団を離れます。これは、演技を一生の仕事にするためには、子役の道を断つべきだという助言を受けての決断でした。この時期、風間は友人であり同級生でもある四代目江戸屋猫八とともに、演劇部での活動を通じて再び俳優としての道を模索していきます。

再び俳優の道へ

風間が再び俳優としての道を歩み始めたのは、早稲田大学で演劇を学びながら、1971年に劇団「表現劇場」を立ち上げたことからです。仲間には後にシティボーイズを結成することとなる斉木しげるやきたろう、大竹まことがいました。彼らは共に日本全国を回り、特撮テレビドラマ『仮面ライダーV3』のアトラクションショーなどにも出演することになります。

1972年には、日活ロマンポルノ映画『艶説女侠伝 お万乱れ肌』で銀幕デビューを果たし、風間という芸名もここで定まりました。この後、彼は数々のロマンポルノ作品に出演し、その名を広めます。風間はこれらの作品を通じて、俳優としての幅広い演技力を培っていきました。

テレビドラマと映画での活躍

風間のキャリアが本格的に開花するのは、1974年の大河ドラマ『勝海舟』への出演からです。続いて、1976年には『娘たちの四季』で初のテレビドラマのレギュラー出演を果たし、これを機に人気俳優の仲間入りを果たします。その後も、数々のドラマに出演し、特に『スチュワーデス物語』で演じた村沢浩教官役が話題となり、風間はテレビドラマの常連俳優としての地位を築きました。

映画においても、彼は『蒲田行進曲』に出演し、その名を広めることとなります。この作品は彼の代表作となり、以降も映画・ドラマを問わず多くの作品に出演し続けます。

舞台・声優・麻雀と多才な一面

風間杜夫は、舞台俳優としても非常に高い評価を得ており、1990年代には数多くの舞台で演技を披露してきました。特に、劇作家つかこうへいとの出会いは彼にとって大きな転機となり、以降もつか作品で主要な役を演じることが多くなります。

また、声優としても活躍しており、アニメ『安寿と厨子王丸』での初挑戦を皮切りに、近年では『X-Files』のモルダー役や『闘牌伝説アカギ』での浦部役など、多岐にわたるキャラクターを演じています。

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麻雀の腕前も非常に高く、麻雀番組『THEわれめDEポン』では8回の優勝経験があり、その強さを証明しています。風間は、麻雀が自身の人生の一部であると語り、数多くのエピソードをテレビや自伝で語っています。

ロマンポルノからの転機とその後

風間の俳優としてのキャリアにおいて、ロマンポルノは欠かせない一章です。彼は1970年代初め、ロマンポルノの作品に出演し、その後、テレビや舞台、映画など幅広いジャンルでの出演が増えていきました。風間自身はロマンポルノに出演したことで、つかこうへいや大河ドラマ『勝海舟』への出演が決まり、俳優としての飛躍を遂げたと回顧しています。

最新の活動と今後の展望

風間杜夫は、2018年に初のミュージカル出演を果たすなど、新たな挑戦を続けています。『リトル・ナイト・ミュージック』での舞台経験は、彼の俳優としての幅を広げる大きな一歩となりました。それまで「最も踊ってはいけない俳優」と自称していた風間ですが、その挑戦が新たな風間杜夫を見せる結果となりました。

また、風間は落語にも取り組んでおり、定期的に自らの落語会を開催するなど、その多才ぶりを存分に発揮しています。

まとめ

風間杜夫は、子役時代から始まり、ロマンポルノでの挑戦を経て、テレビドラマ、映画、舞台、声優と幅広いジャンルで活躍し続けている日本の名俳優です。その演技力、独特の存在感、そして多彩な才能は、今後も日本のエンターテイメント業界において重要な役割を果たしていくことでしょう。

風間杜夫の歩みは、俳優としての真摯な姿勢と多様性を象徴しており、彼の魅力は年々深まっています。今後も彼がどのような新しい挑戦を見せてくれるのか、ファンとして楽しみでなりません。



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