青雲-日本香堂-

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青雲:日本の線香文化を彩る名ブランド

「青雲」(せいうん)は、株式会社日本香堂が1965年から販売している線香のブランドであり、日本の家庭で広く親しまれてきました。その起源や製品展開、そして印象的なコマーシャルソング「青雲のうた」を通じて、線香文化の一部として根付いています。本記事では、青雲の歴史、製品ラインナップ、CMの特徴などを紹介します。


青雲の誕生と歴史

1965年、株式会社日本香堂は「青雲」を発売しました。それまで「毎日香」の大ヒットにより、孔官堂との提携がありましたが、提携の解消に伴い、「蘭月」や「仙年香」、「松竹梅」などのブランドの販売権を返還することとなりました。その結果、新たな主力商品として「青雲」が登場したのです。発売当初は東日本を中心に販売されていましたが、1981年から全国展開が始まり、現在では日本全国で知られるブランドとなっています。

青雲の製品ラインナップ

「青雲」は、時代に応じて様々なバリエーションを展開してきました。代表的な製品をいくつかご紹介します。

  • 青雲バイオレット:青雲シリーズの中でも主力製品で、さまざまな世代に愛されています。独特の香りが特徴で、リラックス効果が期待できるとされています。
  • 青雲クリーン:燃焼時に出る灰が少なく、掃除の手間を減らせるのが特長です。家事の負担を軽減したい人におすすめです。
  • 沈香青雲:高級な沈香を用いた一品で、豊かな香りが楽しめるプレミアムな製品です。
  • 青雲なごみ:柔らかな香りで心を落ち着かせる効果があり、リラックスしたいときに最適です。

その他にも、「青雲アモーレ」や「青雲ゴールド」、「青雲 黒」など、多彩なラインナップで消費者のニーズに応えています。

青雲のうた:日本の名曲として親しまれるCMソング

1981年に全国展開を開始した際、「青雲のうた」がコマーシャルソングとして登場しました。この曲は作詞・伊藤アキラ、作曲・森田公一によるもので、最初のCMでは森田自身が歌唱していました。その後、1990年からは尾崎紀世彦、2010年からは錦織健、2020年からは林家たい平がカバーを担当しています。

「青雲のうた」は長年にわたり人々に愛され、CDにも収録されています。例えば、2007年の『心と耳にのこるCMのうた』や、2010年の『GOLDEN☆BEST 森田公一 ヒット&シングルコレクション』に収録されており、線香のイメージを超えて、日本の懐かしいCMソングの代表格といえるでしょう。

青雲のCMと出演者たち

青雲のCMでは、「青雲のうた」に乗せて連凧(れんだこ)が登場するシンプルで印象的な映像が特徴です。この伝統的な演出は日本文化を象徴し、線香の持つ精神性を感じさせます。

出演者も、時代に応じてさまざまな著名人が務めてきました。現在は、林家たい平が「青雲のうた」を歌い、山田和樹が指揮を担当。演奏は日本フィルハーモニー交響楽団が行っています。過去には、尾崎紀世彦や三遊亭楽太郎(現・6代目三遊亭円楽)、伊集院光らが出演していました。

文化やフィクション作品における青雲

「青雲のうた」は文化の中にも浸透しており、プロ野球選手・川越誠司の登場曲として使用されたり、漫画『ちいかわ』でキャラクターの「ハチワレ」の好きな歌として描かれるなど、フィクション作品にも登場しています。アニメ版では、声優の櫻井真一によって同曲が歌われるシーンもあり、青雲の知名度をさらに広めることになりました。

終わりに

青雲は、線香という伝統的な製品を通じて日本の文化に深く関わり続けています。その歴史や多彩な製品、そして「青雲のうた」を中心としたCM活動は、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。